2017年7月30日日曜日

お宮参り

 
 
 
 
 
 
今日は初孫志帆のお宮参り。
 
朝になっても雨がしとしと降っていて、少し心配したけど、
大阪から若旦那のご両親も来てくれていたので、予定通り、決行。
 
お宮参りは生後1ヶ月を過ぎたぐらいでするものという慣例からすると
大人の事情で生後2ヶ月を少し切るあたりのお宮参りになった。
 
場所は1月下旬に帯祝いでお祓いをしてもらった桜木町にある伊勢山皇大神宮。
お礼参りの意味も込めて、同じ神社でするらしい。
 
今年の1月、お腹の中にいた子どもが、この世に生を受け、
ここにいることの不思議と、
娘達にとって激動の2017年を思い返しながら、本殿へと向かった。
 
今日、お宮参りを希望した家族は同じ11時半の組だけでも8組もあり、
6月生まれは多いのかとビックリ。
 
しかも、そのほとんどが女の子。
華やかな赤やオレンジやピンクのお祝い着が並んだ。
 
ひとつ前の組は目の前を白無垢姿で通っていったカップルの結婚式だったので、
その厳かなたたずまいを見送りながら、
我が家の昨年11月の結婚式を思い出し、
その時、すでにお腹に志帆はいたのかと思うと、感慨ひとしおだった。
 
8組の家族は先頭に赤ちゃんの父親、
次に赤ちゃんを抱いた父方の祖母、
次に赤ちゃんの母親、
その後ろは母方の祖母、
更に後ろに父方の祖父、母方の祖父という順に縦に並んだ。
 
こんなに一緒にお宮参りが重なるとは誰も思わなかったようだったが、
祝い着を肩からかけられた赤ちゃんがずらりと並ぶと壮観だ。
ザ・日本の行事という感じ。
 
観るともなく観てると、同じ1ヶ月でも新生児っぽい赤ちゃんもいるし、
ウチの孫のようにしっかりした感じもいる。(髪の毛のせい?)
ずっと泣いている子もいれば、ぐずっている子もいれば、
ウチの孫のように、終始、寝ている子もいる。
 
すでに個性はあるんだなと感心しながら、つつがなく式は終わり、
本殿前で記念写真を撮って、
そこから横浜駅近くのホテルで懐石のお祝い膳を囲んだ。
 
まだ、2時間に1回、授乳が必要な赤子にとって、
初めての外での行事で、
幸い、雨が上がったとはいえ、お祝い着の中は蒸し風呂のようで、大変だ。
 
夏物の絽のお祝い着の人もベビードレスの人も様々だったが、
正絹に総絞りでのしめの柄はなかなかgood choiceだったのではないかと思う。
 
父方の祖母だの、母方の祖母だの、母親だのは抜きにして、
女性3人はかわりばんこに艶やかなお祝い着を肩からかけて、
何枚も写真を撮った。
 
(それにしても自分が母方の祖母という立ち位置に、まだ、なじめない)
 
肝心の志帆はなかなか笑顔とはいかず、寝ていたり、ぐずったり、大泣きしたり。
 
まあ、お宮参りの写真はそんなところだろう。
 
それでも、ちょうど1年前まではまったくの赤の他人だった2組の家族が、
ご縁があって親戚になり、
新たな命を迎えて、新しい絆を紡ぎ出す。
 
「子はかすがい」とはよく言ったもので、若い両親だけでなく、
その親世代にも幸せを運んで来てくれると、
心がほっこりしたお宮参りだった。
 
 
 

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