2015年5月9日土曜日

イタリアへシフトする

 
 
今日は個展の後、ギャラリーで預かってもらえることになった作品を銀座に届けた。
これで、個展後の作品や額縁関連のやりとりは一応終了。
 
あとはギャラリーオーナーがじょうずにオススメして作品が売れてくれるのを
楽しみに待つばかり。
 
そして、これからの楽しみと言えば、
自分にご褒美というか、リフレッシュのためといおうか、
個展の結果に関わらずセッティングしてあったイタリア旅行が迫ってきている。
 
5月21日から10日間、
これまでトルコやスイス・フランス・チェコなど、何回か旅してきた友人と一緒に
イタリアの周遊旅行に出掛ける予定だ。
 
昨年秋にはダンナと次女とでニューヨークとボストンに行っているので、
ちょっと立て続けだとは思うが、
個展は4年越しの大仕事だったし、
次の一手を繰り出すにあたっては、やっぱりリセットが欠かせない。
 
今日はその序盤戦として、
渋谷のBunkamura ル・シネマでやっている映画『イタリアは呼んでいる』を観てきた。
 
イタリアはすでに2度行っている大好きな国だが、
映画はふたりの中年男がミニクーパーを駆ってイタリアを北から南まで
グルメ取材の旅に出るという内容で、
今回の旅行の予習としてはうってつけなのではと思ったのだ。
 
グルメ取材というだけあって、
主役のスティーヴとロブは常に美味しそうなイタリア料理を食べながら
ジョークを飛ばし、
『ゴッドファーザー』『甘い生活』『007シリーズ』などの名優達のモノマネを連発。
 
映画好きな人なら、その機関銃のように繰り出されるモノマネが
誰のモノマネなのか、知っていればいるほど楽しめるだろう。
特にヒューグラントやアル・パチーノ、マーロン・ブランドは出色の出来。
 
まあ、ちょっといい加減にして、早く食べないとせっかくの料理が冷めちゃうと
気を揉む場面もあるけど、
軽妙なふたりのやりとりは、
これからイタリアに行く気分を上げてくれるという点ではぴったりだった。
 
きっと数日したら、旅の旅程表が届くだろう。
昨日はイタリアのガイドブックも購入したし、
もう少ししたら部屋にスーツケースをひろげ、衣類や靴などの準備をしながら、
楽しく準備期間を過ごそうと思う。
 
旅行アイテムの準備やファッション計画、
それは私にとって旅行と同じぐらいワクワクするものだから。
 


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